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2018年6月23日

梅雨の雨粒が、紫陽花の花に潤いを与えています。

幕張ドルフィン歯科の米山です。

日本人の歯列には、大きく分けると縄文式歯列と弥生式歯列に分かれます。

縄文式歯列は、顎がしっかりとしていて歯列が垂直に並んでいます。
弥生式歯列は、顎が細いため奥歯が狭窄し、内側に寝ている歯列を言います。

日本人の割合は、縄文系2割、弥生系8割と圧倒的に弥生系統が多くなっています。
その結果歯列不正も多く、軟食文化や口呼吸も絡んで、歯列不正が日本人の特徴となっています。

狭窄した歯列は、舌を後退させ、睡眠時無呼吸症の発症にも関係します。
なので、肥満型睡眠時無呼吸症の多い欧米に比べ、日本は痩身型の睡眠時無呼吸症が
多い国でもあるのです。

弥生.jpg

狭窄した歯列は、よく噛めていない状態が疑われ、将来の認知症や誤嚥性肺炎の要因ともなります。

狭窄した歯列を取外し式の矯正で解除し、よく噛む習慣と口呼吸を鼻呼吸に変える体操を
実施することで、将来起こりうる疾患に備えることは可能です。

日本人特有の疾患を未然に防ぐ意味でも、取外し式矯正の意義はあると考えています。

幕張ドルフィン歯科 矯正歯科


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2018年6月19日

新学期に入り、この時期体調を崩す学生が、多いと聞きます。
ぜひ無理のないようお願いいたします。

幕張ドルフィン歯科の米山です。

先日の矯正相談では、わざわざ遠方から来られた家族が来院され、小学校低学年の息子さんの
ご相談をいたしました。

今回はお母様が、息子さんの前歯の叢生のほかに口呼吸を気にされていました。
叢生の原因として、息子さんが舌を出す癖があり、その影響も見受けられました。

小学校低学年からのスタートでは、目標を永久歯列までとし、その間は永久歯列のスペース作りと口呼吸改善のためのトレーニング、舌癖防止と食事指導を実施していきます。

またテレビを見ずに、姿勢を正す食事の重要性もお話ししています。
お母さんは、ご自身に以前矯正経験がありましたが、保定の不足から後戻りを気にされていました。

3610_MKJ_062911.jpg

矯正治療の特質として、後戻りは必ず起こるものですが、取外し式の床矯正は、治療期間を
長くかけながら、後戻りを可能な限り少なくしていきます。

治療期間は短い方がいいとは思いますが、後戻りが大きかったり、口呼吸や良く噛む習慣が
改善されない状態で終了しても、結果的にベストな状態とは言えません。

そのような結果を招かないように長期の治療を無理なくしていただければ、今後の人生に
大きなアドバンテージを得ることができるでしょう。

幕張ドルフィン歯科 矯正歯科


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移転しました 幕張ドルフィン歯科 院長 米山吉洋

幕張ドルフィン歯科HPはこちら
院長 米山吉洋

歯科矯正は「目立つ、痛い、費用が高い」と思っていませんか?

当クリニックの矯正は、夜寝ているときだけ装着する「取り外し式」の装置を使用。一般的なワイヤーを使う治療方法とは異なるため、食事中や学校・仕事の時など、人前に出るときは装置を外すことが可能です。

この矯正の特徴は、歯はもちろん「歯の土台そのもの」をゆっくりと広げていくことにあります。ですから、治療後の後戻りの心配もほとんどありません。 また、治療費用も比較的安価(小学生なら35万円~)ということも大きなメリットですね。

「矯正治療を今まであきらめていた」「矯正を一度断念したことがある」という方、ぜひ一度ご相談ください。