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2015年6月19日

幕張ドルフィン歯科の米山です

当医院で矯正相談をしていると、以前にも他院で矯正相談をされた方が多くいらっしゃいます。
そのお話の中で、抜歯の必要性があると説明を受け、躊躇されたケースが多いようです。

矯正治療には2種類あり、ひとつは、抜歯を前提としたワイヤー矯正です。
ワイヤー矯正は、抜歯したスペースを使って歯並びを改善していくものです。

それに対しもう一つの矯正は、取外し式の矯正です。
この矯正は、歯の土台を広げていくことで、歯並びを改善していくものです。
なので、抜歯の必要性はありません。

私は予防歯科医師なので、何でもない歯を抜歯することに違和感を感じます。
なので、取外し式の非抜歯矯正をご提供するものです。

3610_MKJ_062911.jpg

勤務医時代に矯正専門医から、矯正のための抜歯依頼を受けました。
その時も、非常な違和感を感じつつ、抜歯をしたのですが、今となってはお断りしたでしょう。
それは、矯正を希望される方であってもそうなのですから、当然のことでしょう。

もちろんどの医療を選択するかは、本人次第ですが、医療者側は、多くの選択肢を
説明する義務があります。
そのことを、常にに念頭に入れながら医療を提供することが、患者利益となりうると信じています。


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2015年6月15日

幕張ドルフィン歯科の米山です。

取外し式矯正を治療中の小学生の男の子がいます。
彼の眼は、やや青い目で、ラテン系の混血児。
日本人のお母さんの悩みは、上の前歯が大きく離れていることでした。

確かに前歯がそれぞれ大きく、側切歯の生えてくるスペースがありません。
このままだと明らかに、歯並びが悪くなる可能性がありました。
ですが、心配には及びません。

3649_MKJ_062911.jpg

小学校低学年から取外し式の矯正をスタートすることで、永久歯の生えてくる
スペースを作り、高学年になってほぼきれいな永久歯列になることができます。
前歯が正中から離れているところも、ワイヤーで正中に押してあげることで
すでに改善しています。
あとは、側切歯の萌出を待つばかりとなっています。

毎月、ラテン系のノリでユニットの上を縦横無尽に遊んでしまう彼をなだめながらの
治療ですが、高学年のころには、笑顔がもっとすてきになるに違いありません。

私は彼に限らず、子供の矯正治療を通じて、子供たちが成長していく過程を見るのが
とても好きです。
私も下に4歳の息子がいますので、その想いがとても強いのでしょう。


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移転しました 幕張ドルフィン歯科 院長 米山吉洋

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院長 米山吉洋

歯科矯正は「目立つ、痛い、費用が高い」と思っていませんか?

当クリニックの矯正は、夜寝ているときだけ装着する「取り外し式」の装置を使用。一般的なワイヤーを使う治療方法とは異なるため、食事中や学校・仕事の時など、人前に出るときは装置を外すことが可能です。

この矯正の特徴は、歯はもちろん「歯の土台そのもの」をゆっくりと広げていくことにあります。ですから、治療後の後戻りの心配もほとんどありません。 また、治療費用も比較的安価(小学生なら35万円~)ということも大きなメリットですね。

「矯正治療を今まであきらめていた」「矯正を一度断念したことがある」という方、ぜひ一度ご相談ください。