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2015年3月13日

千葉市 幕張本郷の矯正歯科 幕張ドルフィン歯科の米山です・

夜寝ている時だけの装着で、歯並びを改善する矯正をご提供しています。


12日は、やや風が強い小春日和となりました。

午前中は、ダスキンさんの医院清掃をしていただく中、私は千葉銀行へ

今回は、融資の話を担当の方とさせていただくために、直近3年分の確定申告書を持参。


実は、私の医院は2011年3月11日に被災しています。

幕張本郷駅から現在の場所に移転する以前は、もう少し海側の国道沿いにありました。

震災当時は、激しい揺れの中2階建ての建物が、液状化の影響で傾いてしまいました。

大きな揺れで、PCなどが床に崩れ落ちる中、私は何を思ったのか患者さんからいただいた

ポートレートの数々を拾っては元に戻すという動作を繰り返していました。

しかし、スタッフのことが気にかかり、医局を覗いたのですが、すでにスタッフは患者さんと

外へ避難していました。

私は、それを見極めた後、ようやく外へ脱出しました。

それからスタッフを家に帰し、私も2時間かけて自転車で臨月の妻のいる家路に汗だくで

帰ったことを、昨日のことのように思い出します。

それから、現在の幕張本郷駅前に移転開業するまで、3か月かかりました。

国民生活金融公庫から新たな融資をいただき、現在までの千葉銀行の返済を継続しながら

なんとかここまでこれました。

2重ローンの返済はそれなりにきついのですが、おかげさまで経営的には問題なくきています。

しかしながら、開業15年ともなると医療機器の故障など思わぬ出費が相次ぎ、資金的に

不安があって今回の融資となったわけです。

そのことを銀行の担当者に誠実にお話しさせていただき、胸をなでおろしている状況です。


被災した年の5月、今の妻との息子であるケイトが誕生しました。

私は当時無職でしたので、妻の出産に立ち会うことができました。

今年大学生のゆうたろうのときもそうでしたが、初めてケイトを看護婦さんから渡されて

抱いた時、数々の想いがこみあげて涙が出そうになりました。

多くの命が星になった年に、いただいた小さな命。

そして今も歯科医療をやれることへの喜び。

被災しながらも命を燃やし続ける東北の方々と私は、ともに生きていきたい。

そう願わずにはいられません。


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2015年3月 9日

千葉市 幕張本郷 取外し式の矯正歯科 幕張ドルフィン歯科の米山です。


7日は休診とさせていただき、私は、ゆうたろうの卒業式に出席しました。

人もまばらな体育館

私は椅子にもたれながら、小中高と成長してく息子の残像を思い描いていました。

生徒が入場するなか、父兄がビデオやカメラを撮る姿

私もゆうたろうの高校最後の姿をカメラと目に焼き付けていました。

卒業証書授与、祝辞、校歌斉唱とつつがなく式が進行し、いよいよ終了と思うところに

生徒の希望で、全員の合唱が始まりました。

この曲は、もともと他校の先生が学生のために作詞作曲されたものだそうですが、

全国的に今、大きなブームとなっているようです。

正直、校歌より生き生きとした生徒の声が、体育館いっぱいに広がっていき

とても感動を覚えました。


夜の謝恩会では、先生方から、ゆうたろうの学生生活を聞くことができました。

そこには、私の知らないゆうたろうの姿があり、とても感激しました。

ゆうたろう達は、昨年卓球の6学区都大会で優勝を果たしています。

部長補佐として、部員のムードメーカー的な役割であったこと

クラスでも数学が得意なので、不得意な友人によく教えていたこと

文化祭では、得意でもないダンスの振り付けを、自分なりに率先して指導していたこと

とにかく、面倒見がよい存在として、学生生活を送っていたことがわかりました。

正直、家では高校生活のことなど全く話さず、優勝したことさえ私は

最近になって知ったほどです。

部屋も散らかしほうだいで、私が言わない限り掃除もしなかった息子が、外では別人のように

していたことが、逆に誇らしく思えます。

そうか、家では気を許していたのだな。

私に甘えていたのだな。

それも父親としては、とてもうれしい。


ゆうたろうには、母親がいません。

彼が、小学校4年生の時に他界しています。

ゆうたろうには、とても寂しい思いをさせてしまったと思っています。


私は、ゆうたろうに一つお願いがあります。

それは、今の妻との間にできたケイトにも、お兄ちゃんとしてよく話をしてほしい。

確かにゆうたろうの気持ちを思うと、気兼ねすることもわかります。

だけど、将来は兄弟として共に生きてもらいたいし、お互いのことを理解してもらいたい。

それが、父親としてのたった一つの願いです。

天国のママもそう思っているはず。

共に新たな気持ちで羽ばたいてもらいたい。

真の旅立ちをしてほしい!

そう願わずには、いられません。


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移転しました 幕張ドルフィン歯科 院長 米山吉洋

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院長 米山吉洋

歯科矯正は「目立つ、痛い、費用が高い」と思っていませんか?

当クリニックの矯正は、夜寝ているときだけ装着する「取り外し式」の装置を使用。一般的なワイヤーを使う治療方法とは異なるため、食事中や学校・仕事の時など、人前に出るときは装置を外すことが可能です。

この矯正の特徴は、歯はもちろん「歯の土台そのもの」をゆっくりと広げていくことにあります。ですから、治療後の後戻りの心配もほとんどありません。 また、治療費用も比較的安価(小学生なら35万円~)ということも大きなメリットですね。

「矯正治療を今まであきらめていた」「矯正を一度断念したことがある」という方、ぜひ一度ご相談ください。