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2018年2月19日

まだまだ朝晩の冷え込みが厳しい日が続きます。

幕張ドルフィン歯科の米山です。

矯正相談に来られる方の大抵の悩みは、前歯の歯列です。

見た目的な問題を気にされているケースが圧倒的なのですが、実は前歯の歯列不正は
奥歯に関係していることが多いことには気づかれていません。

奥歯が狭窄しその影響で前歯も叢生になっていくケースがあり、その狭窄をたどっていくと
食生活に起因している可能性は否定できません。

つまり軟食傾向にある現代人の食文化が、歯列不正を増産させていることに気が付くのです。

江戸時代の農民は、白米を年貢に納め自分たちは、稗や粟などの雑穀米で生活を営んでいました。

逆に町民は、白米を一日5合も食べ、脚気が流行したことは有名な話です。

縄文時代にさかのぼると、顎骨の歯列は垂直に起立しています。
縄文人は獣肉の他、木の実を粉にしてパンを精製していました。

縄文.jpg

弥生時代に稲作が発達し、安土桃山時代には西洋食の影響を受け、農耕文化が顎骨や歯列に大きな影響を与えました。

また現代のような加工製品を主に食す文化へと移行していく中で、歯列不正の増加が起きていると見ていいかと思います。

縄文に帰れ とまではいかないまでも、よく噛む習慣は、身に着けていきたいものです。

幕張ドルフィン歯科 矯正歯科



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移転しました 幕張ドルフィン歯科 院長 米山吉洋

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院長 米山吉洋

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