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2018年4月27日

大型連休が近づいてまいりました。

幕張ドルフィン歯科の米山です。

皆さんは一日にどのくらい呼吸をしていますか?
驚いたことに、成人では2万回以上の呼吸をしている計算となります。

さらに小学生では、成人の1.25倍 乳児では2倍 新生児に至っては3倍もの呼吸をしています。

おんぶ紐は多くのメーカーが出していますが、特に注意していただきたい抱っこは、口をぽかんと
開けてしまう状態です。

赤ちゃんの足がM字になる状態で、しっかりとホールドされている抱っこ紐が、口ぽかんを
防ぐことができます。

抱っこひも 2.jpg

以前にも申し上げたように口ぽかんは、歯列不正の大きな要因となります。
歯列不正は結果であり、その原因は口の周囲筋や舌の力が未発達となってしまうことにあります。

母乳期間(吸綴期間)の短さや離乳食期が早すぎるなど、呼吸と嚥下、よく噛む習慣や姿勢に大きな影響を受けながら人は発育していくため、この時期からの家庭でどのような子育てをしたかが、歯列不正になるか否かを決めるといってもいいでしょう。

遺伝だと諦める前にご家庭でやらなければならないことは、山のようにあるわけです。
このことは矯正治療前にできることなので、ぜひとも考えていただければと思います。

幕張ドルフィン歯科 矯正歯科


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2018年4月25日

一雨ごとに初夏の到来を感じる季節となりました。

幕張ドルフィン歯科の米山です。

先日5歳の女の子の矯正相談を受けました。

受け口を気にしてのご相談でしたが、極度に下顎が出ているわけではありませんでした。
私が気にした所見は、乳歯の歯並びが窮屈であるということです。

また、顎が細く、永久歯のスペースがほとんどない状態であり、将来永久歯列になるころには
歯列不正の可能性が高いことが予測されました。

なのでお母様には、近い将来下の前歯の後ろから永久歯が生えたころ、歯並びが悪ければ
またご相談にお越しくださいとお伝えしました。

また、食生活をお聞きすると、やはりというか柔らかいもの中心の食卓が想像できました。
不正となる歯列は、食生活の影響を大きく受けています。

たとえば具材は小さく切ったものよりは、ゴロッとしたすぐには飲み込めないものの方が
噛む回数が増えて、良く噛める歯列へと変化していきます。

食事中もすぐに水分補給するのではなく、唾液だけでしっかりと噛んで飲み込む食べ方をお勧めしています。

子供 食事.jpg

また、足がぶらぶらした高い椅子での食事は、姿勢が悪くなるため、地にしっかりと足がつく椅子での食事をアドバイスしました。

靴も柔らかく履きやすいものより、足首がしっかりとホールドされた靴ひもで結べるものの方が
歩き方や姿勢によい影響を与えます。

このように健全な歯列を育成するための生活環境は多岐にわたり、単にに装置を口に
入れるだけで十分とは言えません。

そのことを常に相談時や治療中に言及していくことで、歯列不正が生活習慣病であるという認識を改めていただきたく思います。

幕張ドルフィン歯科 矯正歯科


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2018年4月24日

連休休みも近づき、皆さんのご予定はいかがでしょうか?

幕張ドルフィン歯科の米山です。

歯列不正の原因をたどると、乳幼児期からの生活習慣に及びます。

帝王切開で生まれる新生児の数は、1990年には10人に一人でしたが、2014年には
5人に一人という割合となっています。

早産や低出生体重児も年々増加する現状は、新生児の呼吸器官に影響を与えます。
34週でようやく肺が発達する時期となるので、早産の新生児は肺の発達が未熟のまま
生まれてしまうわけです。

3660_MKJ_062911.jpg

呼吸に問題がある場合、将来の口呼吸につながり、鼻炎や上咽頭炎などを引き起こす
要因ともなるでしょう。

また児童に多い、片足立ち時の膝曲げや足指の変形、偏食や良く噛まない、早食いなど
も歯列に大きな影響を与えます。

このように歯列不正の原因は、出産時や母乳期間、離乳食期間、お座りの時期などの
流れの中にも潜んでいます。

良く噛める、正しい歯列を獲得するためには、母乳の時期をなるべく増やし、離乳食期から
ゴボウや野菜ステイックのような硬めのものを与えることも大切となります。

軟らかいものしか食べられないお子様は、将来の歯列不正に結びつくことを知っていただければと思います。

幕張ドルフィン歯科 矯正歯科


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2018年4月23日

22日は、SH療法衛生士部会にスタッフと参加しました。

幕張ドルフィン歯科の米山です。

当医院の取外し式の矯正は、本名称をSH療法といいます。

この治療は、ただ単に歯列の改善を目指すものではなく、咀嚼(よく噛める機能)、嚥下(うまく飲み込める機能)、食行動(偏噛みや噛む回数)を正しい状態へと改善し、個人の生活習慣に
応じて指導をしていくものです。

3661_MKJ_062911.jpg

また構音機能(話し方の改善)や口呼吸から鼻呼吸へのシフト、舌の正しい位置への誘導
頬杖や舌突出癖の改善、正しい姿勢や歩き方など診ていくポイントは、数多くあります。

これらはすべて歯列不正になる原因であり、その原因の改善なしに歯列が正しい位置に
改善することはありません。

人本来の位置に誘導していく治療なので、矯正という意味合い以上に全身の健康を
向上させていく治療法といえます。

無料相談は随時受け付けていますので、お気軽にご予約ください。

幕張ドルフィン歯科 矯正歯科


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移転しました 幕張ドルフィン歯科 院長 米山吉洋

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院長 米山吉洋

歯科矯正は「目立つ、痛い、費用が高い」と思っていませんか?

当クリニックの矯正は、夜寝ているときだけ装着する「取り外し式」の装置を使用。一般的なワイヤーを使う治療方法とは異なるため、食事中や学校・仕事の時など、人前に出るときは装置を外すことが可能です。

この矯正の特徴は、歯はもちろん「歯の土台そのもの」をゆっくりと広げていくことにあります。ですから、治療後の後戻りの心配もほとんどありません。 また、治療費用も比較的安価(小学生なら35万円~)ということも大きなメリットですね。

「矯正治療を今まであきらめていた」「矯正を一度断念したことがある」という方、ぜひ一度ご相談ください。