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2017年4月19日

初夏のような陽気が続いています。

幕張ドルフィン歯科の米山です。

取外し式矯正を診療に導入して、早くも16年が経過しました。
その中で、歯列不正で悩まれている方が、とても多いことに気づくと同時に、なぜ歯並びが
悪くなるのかという根本的な問いを考えるようになりました。

そのヒントに口呼吸があります。
私の6歳となる息子の幼稚園に行けば、園児だけでなく親御さんまでもが、口をぽかんと
開けた状態で、わが子のお遊戯を見守っている姿を目にします。

また、電車内では口をぽかんと開けながらのスマホや口を開けるだけでは飽き足らず
よだれを垂らしながら寝ているサラリーマンの姿も、ちらほらと見受けるのです。

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なぜ現代人は口呼吸になってしまったのでしょうか?
その理由の多くは、食文化の軟食化にあると考えています。

それによってよく噛む習慣も薄れていき、ただ飲み込むだけの食生活へと変貌を遂げています。
また、良く噛まないことで、脳への活性化が停滞し、認知症が蔓延化しています。

軟食だけの食生活が舌や口の周囲筋の力を低下させ、締まりのない口を作り上げていきます。
さらには、舌の力が不足することと咀嚼力の低下により、歯列への悪影響を引き起こしていると私は見ています。

歯列不正は、遺伝だからしょうがないのではなく、このような生活習慣が生んだ生活習慣病であると私は断言します。


答えが出てこない?


それは問題が

わかっていないか


そもそも問題ではないか


どちらかである


坂本龍馬


幕張ドルフィン歯科 矯正歯科


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診療中、あまりに暑くなり今年初の冷房を入れました。

幕張ドルフィン歯科の米山です。

先日の日曜日は、朝からテニスをしましたが、冬のスタイルなので暑くてしょうがありませんでした。
5月は、季節的には初夏
ついこの間までの寒さがウソのようです。

テニス仲間の年配の方が、自分は睡眠時無呼吸症で夜寝ている時の酸素吸入が
欠かせないといっていました。

3574_MKJ_062911.jpg

確かにその方は、歯列不正があり、口をぽかんと閉じられない口呼吸でした。
睡眠事無呼吸症の対症療法としてC-PAPという酸素吸入があります。
しかしながら根治術でないので、一生涯装置を装着する可能性が高いようです。

私が実践している取外し式の矯正治療は、狭窄した歯列を広げていき、舌を前方へ誘導します。
それによって舌の沈下を防ぎ、無呼吸症の改善へつなげていく可能性を上げていくものです。

また、舌自体の活性化を促進させる、あいうべ体操を実施していただくことで、舌本来の位置である上顎へべったり付くようにします。

お気づきのように取外し式の矯正とあいうべ体操は、睡眠時無呼吸症の原因療法となり得ます。
数年前には、NHKの特番にも、取外し式の矯正による睡眠時無呼吸症の治療が紹介されています。

対症療法も大切ですが、なぜ病気になったのかを自ら追求する姿勢が必要であり
それが,現在の生活習慣を改善させるための,きっかけになると思うのです。


今弱ければ

これから強くなる


今強ければ

これから弱くなる


弱い人ほど

伸び代が大きいのだ


坂本龍馬


幕張ドルフィン歯科 矯正歯科


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移転しました 幕張ドルフィン歯科 院長 米山吉洋

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院長 米山吉洋

歯科矯正は「目立つ、痛い、費用が高い」と思っていませんか?

当クリニックの矯正は、夜寝ているときだけ装着する「取り外し式」の装置を使用。一般的なワイヤーを使う治療方法とは異なるため、食事中や学校・仕事の時など、人前に出るときは装置を外すことが可能です。

この矯正の特徴は、歯はもちろん「歯の土台そのもの」をゆっくりと広げていくことにあります。ですから、治療後の後戻りの心配もほとんどありません。 また、治療費用も比較的安価(小学生なら35万円~)ということも大きなメリットですね。

「矯正治療を今まであきらめていた」「矯正を一度断念したことがある」という方、ぜひ一度ご相談ください。