2011年8月 7日 - 2011年8月13日

当医院の矯正装置は、2種類あります。

子供用と大人用の装置です。

子供用は、歯の土台を自分で広げて、永久歯の生えるスペースを作っていく装置

大人用は、歯の土台をオートマチックに広げつつ、前歯の修正や奥歯の移動を同時に行っていく装置です。

大人用の装置は、永久歯列用といってもいいように、中学生から使用可能なものです。

もちろん小学校高学年で大人の歯に生え変わっているお子様からも使用可能です。

いずれの装置も歯の土台をゆっくり広げていくため、３年から４年かかります。

ただし、夜寝ているときだけの装着ですので、昼間も装着するワイヤー矯正の様なわずらわしさは

ありません。

幕張ドルフィン歯科クリニックの床矯正は、子供から大人まで可能です。

子供の装置は、週一回自分で装置を拡大し、歯の土台を広げていきます。

自分自身で歯並びを改善すれば、達成感も育むことができます。

もちろん月に一回、医院へ来院していただき、装置の調整を行いながらの治療となります。

成人では、オートマチック式の装置を装着し、歯並びを改善していきます。

子供でも大人でも夜寝ているときだけの装着なので、学校や会社に持っていくことは

ありません。

昼間は、よく噛む食生活をしていただき、顎や脳への活性化を促進していただきます。

噛むことの大切さは、過去何度もお伝えしていきました。

幕張ドルフィン歯科の床矯正は、全身の健康にも貢献できる矯正です。

小学生から床矯正をスタートし、現在高校生となり、完了まじかの女の子がいます。

前歯が、一本唇側に出っ張っていましたが、毎晩、取り外し式の矯正装置を付けてくれた

おかげで、とてもきれいな歯並びとなりました。

これからは、後戻りしないための保定期間に入ります。

保定期間が終了すれば、装置はもう必要ありません。

もっとも歯の土台をゆっくりと広げていくために後戻りすることは、ほとんどありません。

矯正専門医のワイヤー矯正の場合は、急速に歯の移動を行うため、治療後、

一生保定装置を装着する場合もあります。

ゆっくりとした矯正をされるか、急速な歯並びを改善する矯正をされるかは、あなた次第です。

姿勢の維持は、健康において大切な要素と思います。

人間は、重力に逆らって立位を保とうとしますが、悪い姿勢を続けていけば、頭痛、肩こりなど

の症状として現れてきます。

頭の重さを首だけで保つには、正しい姿勢が必要です。

PCや勉強で首を下に向けている時間が長ければ、相当の負担が首にかかってくるわけです。

姿勢の維持は、意識的に行わないとつい、悪い姿勢になってしまいます。

脳内の物質にセロトニンがありますが、この物質が姿勢に関係しています。

セロトニンを活性化するためには、朝日を浴びる習慣をつけたり、リズム運動をしたりすれば

いいわけです。

リズム運動とは、呼吸を意識した運動、たとえばジョギング、ヨガ、座禅などがそうです。

そのほかに咀嚼もリズム運動といえます。

正しい姿勢で食事をすることを習慣化していけば、全身の健康にも影響を与えます。

夏休みに入り、子供の歯並びを気にされて、親御さんが矯正相談に

来院されています。

まず、矯正のスタートは、早ければ早いほうがいいといえます。

顎の発達時期に伴い、歯の土台を広げていけば、スピードも大人の方よりも

比較にならないほど早いのです。

もちろん、大人の方でもこれからスタートを切ればいいわけで、決して悲観されることは

ありません。

もちろん顎の発達時期ではありませんので、矯正期間は、子供よりも長くなる傾向があります。

しかし、夜寝ているときの装置装着ですので、昼間は矯正のことを気にする必要はありません。